自担がジャニーズJr.を辞めました
久しぶりの投稿がまさかのタイトル。
書こうかどうか迷ったのですが、正直な気持ちを残しておこうと思い立ち、
指を動かしています。
今年に入ってから、自担がジャニーズJr.を辞めました。
ある日突然消えたJwebのプロフィール。
悲しみや驚きよりも、その事実を頭が認識出来ず、それが現実かどうか分からない、受け入れられない、そんな困惑が大きかった。
「いつかこの日が来たら」
来ないでほしい、
それと同時に今までの彼の成長と今の彼の活躍を見てきっとこの日は来ないはず、
心の底からそう自分に言い聞かせてたから、○年間一筋で、彼しか見てこなかったから、
その日が来た時私はきっと泣くだろうと思っていました。
でも実際はそうじゃなかった。
その日は泣かなかった。
だって分からなかったから。自分の目が信じられなかったから。
信じたくなかったから。
そして何よりも、
「ついにプロフ消えちゃったか」
と言う同担が沢山いた事が物凄くショックだった。
知ってたんだ、そっか。
そうだよね、いろんな方法もツールもあるもんね、そうだよね。
彼が新しい道を選んだ事への衝撃や事実よりも、
やっぱりジャニーズJr.のファンでいる事で、
どんな言葉でも表現しがたいこういった現実が実際に存在することがとても悔しかった。腹立たしかった。
「ムカつく」とか、「もうやだ」とか、
普段使わないようにしている他人を貶すような言葉やネガティブな言葉が次々と頭に浮かんだ、泣きながら深夜に友達に電話をした。
そもそも「電話」とか「深夜」とか、
相手に迷惑がかかると思って普段しない行動や時間帯、
それへの考慮をする前に気がつけば友達に電話をかけていた。
彼の事が大好きだから。
大好きだから、
彼が考えた上で、新たな道を選んだ事を私は一切責めるつもりも無いし、彼のファンをやめるつもりも無い。
アイドルの彼も、そうじゃない彼も私にとってはずっとずっと大好きな人。
それは恋愛感情とかではなくて。
ただ、ただ、
見ていたいな、頑張ってほしいな、
楽しんでほしいな、嬉しい気持ちになってほしいな、笑顔になってほしいな、
そう思う存在として。
だから、
私の腹立たしさとかムカつきというのは、彼に向けられたものではないし、
知ってた人を直接責めるわけでもない。
ただその風潮が存在するJr.担界がいやなだけ。
普通にチケット申し込んで、普通に見にいく事。
私は本当に普通のファンとして彼を見てきた。
外れて行けない現場もあった。定価でチケットが見つからない時も山程あった、
それは運の貯蓄だと思って行きたくて仕方なかったけど我慢した。
でも、
なんだかこれまでの自分のファンとしての人生が全否定された気がした。
誰も知らないまま辞めるか、
皆が知った上で辞めるか、
どちらかだったら、まだ、私の心に整理はついたのに、そんなないものねだりを今でもしています。
でもそんなの個人的な理想だし絶対無理だって分かってるのは事実。
自分が最後に立ち会えなかったから恨んでいるのではないよ。
だって私だって知ってたらどうにかして会いに行こうとしたと思う。
だから今回に限らず、
分かっている人とそうでない人が存在するこの世界が昔から大嫌いだった。
ただそれだけのこと。
それを改めて実感して悲しくて悔しくなってる。
ただそれだけのこと。
ステージの上での彼が一番輝いてくれる事が何よりもファンサービスだから、
ゆっくりお風呂入って、美味しいご飯食べて、ゆっくり寝て、
一生懸命レッスン受けて、
最大のパフォーマンスをステージの上で見せてくれることが一番だと思ってきた。
端から歌番組録画して、少クラ録画して、
FCにお手紙送って、
公の方法でずっと応援してきた。
見返りが欲しくて応援しているわけじゃない。
でも、少しでも、彼がこの世界で生き続けられるためにどんな応援をしたらいいか考えて考えて考えて、
それがほんの少しでも、おこがましいかもしれないけど、
ほんの少しでも、何らかの力になれたらいいなって思ってきました。
ファンなんて一方的に応援させていただいている立場だから、こんな事言える身分じゃないかもしれないけど
力不足だったかもしれないね、ごめんね。
どうしたら君が
もっとこの世界にいてくれたかな、前に立てたかな、必要とされたかな、ライトが当たったかな、ユニットが全てではないかもしれないけどユニットに入れたかな
応援するってなんだろう、
ファンでいるってなんだろう、
未だに答えが見つかりません。
答えとか理由を見つけようとするところ、大人の悪いクセかもしれないね。
辞めるちょっと前の
自分が彼の姿を見た最後の現場。
安定の天井席から、外周をキラキラ歩いてくる自担の姿を見ていました。
でもその時、ふと、
「なんだか遠く感じる」
漠然とそう思った。
気づかないうちに、自分自身の彼への熱が冷めたのか、
ファンが少しずつ増えて、その人達にキラキラファンサする姿を見て嫉妬してしまったのか、
全く理由が分からなかった。
こんな事一度もこれまで無かったから、
そんな感情を抱く自分自身を疑った。
双眼鏡の中の彼は、
いつも通り、毎回毎回どんどんキラキラ成長して、変わらずに笑顔でいるのに、
なんで、いつもと同じ天井席から、外周の彼を見てこんなにも「遠い」と感じてしまうのか本当に分からなかった。根拠も理由も。
どんどん見てくれる人が増えて、
「もう自分が見ていなくてもきっと誰かが見守り続けてくれるだろうから、大丈夫だ」
そんな偉そうな事言えるわけじゃないけど
そういった感情からくる「遠さ」なのかなって思った。
でも違ったのかもしれないね。
双眼鏡の中の、外周をキラキラと歩んでくる彼は、
いつもと変わらないように見えて、実は、
目の奥は次の世界を見据えていたのかもしれないね。
心はもう次の世界を捉えていたのかもしれないね。
自分の中で合点がいった。
「君の心がもうそこになかった」
というよりも
「君の心が1歩先を進んでいた」
そうかもしれないね。
知らないうちに君は一歩、次へと歩んでいたんだ。勇気を胸に。
最後捌ける時、愛おしそうに会場全体を眺めていたね。
それはいつもそうだったけど、
でもこの日もしていたね。
それまでとはまた意味の違った景色を目に焼き付けていたのかな。
「『今思えば』なんて意味のない事かもしれない」
この話を唯一、一人の友達に話した。
"考えすぎだよ"
そう言われると思った。
でも違った。
「"何か違う気がする"。それは現に違ったわけで、彼が、いつも通り見た目ではキラキラしている中でその"何か"を感じ取れた事は、ずっと彼を見てきたからこそ分かるものだし、きっと心がどこかで繋がっていると自信を持っていい、胸張っていい」
そう言ってくれた。
応援している長さは関係ないし、
それぞれの好きの形も想いも全く別。
でも、
長く応援して来た側にも沢山の思い入れがあって、
言葉にできないくらい、ずっとずっと胸に刻んできた時間も感情あって。
逆に
最近好きになった人にとっても、
これから先、
沢山の彼の魅力を知って欲しかったし、友達になって共感したかったし、
彼が心に存在する人生を謳歌してほしかった。少しでも長く。
ようやく知れたのに、好きになったのに、
知ろうとする前にいなくなっちゃうことも
想像するだけで胸が締め付けられます。
私、これで良かったのかな。
ちゃんとファンでいられてたかな。
君が恋しい。会いたい。いつだって会いたいよ。
ひと目見かけるだけでも構わなくて。
変わらない君でいてくれたらいいや。
君がどんな未来を描いているのか全くわからないけど
君が行くなら間違いない。
信じてるよ、ずっと。